貯穀害虫の種類と生態
虫対策の第一歩。まずは相手を知りましょう。
以下に、代表的な貯穀害虫を挙げます。
コクヌストモドキ | 餌:小麦粉や米粉などの穀類の粉など。 生態:春から秋にかけて年2~4世代以上発生。 卵~成虫まで約45~100日。成虫寿命200日以上。 メスは生涯に500~1000個の卵を産む。 |
ヒラタコクヌストモドキ | 餌:小麦粉や米粉などの穀類の粉など。 生態:年2~4世代以上発生。 卵~成虫まで約45~60日。成虫寿命240~300日。 メスは生涯に約450個の卵を産む。 |
コクゾウムシ | 餌:米、麦、トウモロコシなどの貯蔵穀物など。 生態:年3~4世代発生。 卵~成虫まで約30日。成虫寿命100~200日。 メスは生涯に約200個の卵を産む。 |
ヒラタチャタテムシ | 餌:米ヌカ、穀類、穀粉、加工食品など。 生態:卵期間:年4回発生。 卵~成虫までに35日。成虫寿命数ヶ月~1年。 メスは生涯に約300個の卵を産む |
ノシメマダラメイガ | 餌:米ヌカ、小麦粉、穀類など 生態:卵期間:年3~4回発生。 卵~成虫までに30~70日。 成虫寿命7日、メスは生涯に約200個の卵を産む。 |
産卵数にご注目ください。
これが全部孵化するとしたら…と想像すると(ゾッ)、
虫対策がいかに大事か、ご理解いただけると思います。
嫌でも、面倒でも、大変でも(笑)、しっかり虫と向き合いましょう!